南足柄日乗

大雄山線大雄山駅徒歩2分の古本屋です。神奈川県南足柄市関本561-6 西本ビル2F 営業時間:13時~19時 定休日:火曜・祝日

昨日の仕入れ

昨日は明治古典会プレミアム特選市に参加して参りました。

九州や伊豆等の古地図、京都の地誌類、普段あまり入札しない鉄道路線図など、気付いてみると何となく遠くの地域や旅に関するものが多くて僕は心のどこかで旅にでも出たい気分なのでしょう。f:id:nakajimakosyoten:20200704180457j:image

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落札品をいじくっている時間は至福のひと時ですが遊んでばかりもいられないので順次目録用、ネット用、店頭用と分類して商品化していきます。

 

〒250-0105
神奈川県南足柄市関本561ー6 西本ビル2F
電話番号:0465-20-4266
FAX番号 :0465-20-4267
営業時間:13時~19時
定休日:火曜・祝日

鈍翁in西海子

本日は犬をトリミングへ連れていき、迎えに行くまで少し時間があったので前から気になっていた「鈍翁in西海子」へ行ってみました。

益田孝(号・鈍翁)は三井財閥を支えた実業家で茶人、古美術品のコレクターとしても知られている人物。晩年は小田原板橋に構えた別邸「掃雲台」にて過ごし小田原に所縁が深いです。

館長さん直々に展示品を解説して下さり大変有意義でした。

www.mitsuipr.com

 

明日は明治古典会プレミアム特選市に仕入れに行くので臨時休業致します。

 

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神奈川県南足柄市関本561ー6 西本ビル2F
電話番号:0465-20-4266
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営業時間:13時~19時
定休日:火曜・祝日

本日は雨なので車で出勤し1日200円のコインパーキングへ駐車しました。

駐車場の半分は月極なのですが一体いくらで借りれるんだろう。儲けが出てるのか心配です。

電話で日本の古本屋に掲載している商品について二件の問い合わせがあり、基本的には日本の古本屋のショッピングカートを利用して注文してもらいたいのですが、どちらの方もやり方わからないとの事なので払込取扱票を同封して発送することになりました。

払込取扱票、目録の注文品を発送する時など、めんどくさいなと思いながらいつも手書きしていたのですが、調べると1枚1円で印刷してもらえるという事が判明したのでお願いしようと決意を固めました。毎回10秒くらいかけて手書きして、5回に1回間違えるので、もううんざりです。金で買える時間は買っていきたいです。

 

中島古書店
〒250-0105
神奈川県南足柄市関本561ー6 西本ビル2F
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定休日:火曜・祝日

 

 

定休日

本日は定休日です。

市場もお休みなので一日中寝てても平気ですが、注文メールへの返信や発送など、なんやかんやで仕事をしてしまいます。

 

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定休日:火曜・祝日

小田原の俳人・岩波午心

先日仕入れた虫損の和本の中にちょっと面白そうな俳書がありました。

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文中に見える葎雪庵主人は小田原生まれの俳人岩波午心です。

屋久次郎という版元から出版された本で享和元年の序があります。

題簽が欠けており、タイトルがわからないのですがゆっくり調べてみます。

 

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袖珍武鑑

買取品からご紹介します。

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『袖珍武鑑』

武鑑は江戸時代に出版されていた大名の名鑑です。

写真にあるのは文久三年に須原屋茂兵衛によって出版されたものです。

小田原藩大久保家の記述を見てみると下記の通りでした。

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大久保加賀守とは当時の藩主・大久保忠礼の事。石高は十一万三千百二十九石。そして大久保岩丸は後に小田原藩最後の藩主となる大久保忠良です。

自分の住む土地を治めていた藩主の事が書いてあるとなると、難しそうな和本にも親しみが湧いてきますね。

和本にも様々なジャンルがあり値段も数百円からご用意しています。まずは身近な地域の歴史まつわる記述を探してみてはいかがでしょうか。

 

 

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定休日:火曜・祝日

買取等

午前中に昨日お問い合わせのあった買取の下見に伺いました。

和本が少しあったのですが長い事人の手に触れられていなかったようで虫損が多く、何百年と残されてきたものでも必要としていない人の元ではわずか数年で簡単にぼろぼろになってしまうんだなと思いました。あっけないものです。別にお客様が悪いわけでは無く、こういうものに価値があることを啓蒙し、しっかりと評価して次の人の手元に届けるのが我々の仕事なのです。知らんけど。などとお客さんとお話しをし、明日車で取りに来ますと行って引き上げました。途中で自転車が壊れました。

勝間和代YouTubeを聞きながら仕事をしていると、今年の2月の展覧会でお話ししたお客さんが遠方からわざわざ本を買いに来てくださいました。大体の人が「今度お店に行きます」と言ってもほぼ来ないので「あ、ほんとに来たんだ」と思いました。ありがたや。

 

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